2016/08/22 ワインとファッションは別物です!

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もう一度、書きます。
ワインとファッションは別物です。

突然なんだと思われそうですが、以前、経営者同士の会でブランドのファッションに身を包んだ派手な女性と出会いました。

金融系の会社に勤めながら富裕層相手に高級ワインを売っているようで、二足の草鞋というか二足の高級ハイヒールで生きている女性です。

名刺交換をして雑談をする中で「私と愛さんの仕事は同じですね」と言われました。
私は7万人の統計データから1人1人の似合うファッションを分析して実際の店舗でお客様にお洋服を提案するサービスを運営しているのですが、彼女はどうも対象の顧客が同じ富裕層だと勘違いしたようです。

「ワインなんてどんなに高価でも、飲んだらどうせ出てしまうもの。
高いお金を払っても残るものは満足だけ。でも、それこそが究極の贅沢なんですよね」

そして服も同じ。と続けました。
「そこら辺の服を適当に着るのではなく、貴女のような専門的な人間に依頼して上質な服を選び抜いて着ることが至極の贅沢なのよね」と。

その方の言いたいことはとてもよく分かったけれど、それゆえに非常にモヤモヤしました。

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ファッションは社会性であり人と人が関わるからこそ重要なものです。
仮に無人島で一人で生活するなら服なんて布を体に巻くだけで充分だけど、人間社会で生きて、相手に目がある限り「見た目」の印象は切り離すことができません。

何を着て生きていくかは、大げさでなく人生に大きく影響します。

最近はファッションをレンタルする仕組みも流行って、ますます「おざなり」になっている風潮がもったいなく思います。
自分の意思で選ぶのでなく人がオシャレというものを受け身になって選んでもらい、ただ着るだけ。
私は確かに似合うお洋服を分析して提案する事業を運営していますが、一番重要なのは自分自身が一体どんな服が似合うのか知り理解を深めることです。

所得の高い人間が贅沢の一つとして専門家に依頼する感覚と、自分自身に興味を持ちよくなろうとする向上心は全くベクトルが逆なのです。

朝起きて、クローゼットをひらいて「選ぶ洋服」はその日の自分の印象に直結するんです。

初めて会う人には、あなたの「その姿」がスタンダードな姿になります。

その姿以上に着飾れば「今日は派手だ」と思われ、その姿より手を抜けば「今日は大人しい」と思われる。

それくらい、1日1日の見た目は大事なんです。

ワインのように贅沢として精神的な満足を満たすのでなく、1日1日を生きるスタンスがそこに現れるのです。

「自分がどんな人間か、それをどう伝えるのか」

毎朝、そんなに気合をいれて、ファッションを選ぶ必要はないけれど

「なんとなく買って」
「なんとなく着て」

そんな無難な感覚でなく、頭の片隅でいいから「自分を伝える手段」というファッションの役割を、思い返してほしいなと思います。

会ったとき、言葉だけでは伝えきれない色んなことを、ファッションやメイクは相手に語りかけます。

ワインを楽しむ贅沢が一部の富裕層の嗜みならば、「これ!」と思える服を選ぶ事は一般の人がしなやかに生きるための試みです。

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三村 愛

三村愛

ビフォーアフターの変身を通して自分に似合うファッションやメイクを体験しながら理解できるシンデレラプランニングを創業。 7万人の統計データから生まれたコーディネート分析 88診断を基に一人一人が自然体で垢抜け、魅力的に見えるファッションやメイクアップ、ヘアスタイルといったトータルスタイル(見た目)をプロデュースする『コーディネーター』を育成してサービスを提供中。 自らも体型のコンプレックスにより服やメイクに悩んだ時代も経験しており、”ファッションを通して人生が変わる”を体現している。

WEB : http://cinderella-planning.com

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