2016/07/13 自分が折れそうな時、 大きなビジョンを持つことよりも必要だと思うこと

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

初めまして。芳子ビューエルです。
27年前に「アペックス」という輸入商社を起業し、北欧の寝具やテーブルウエアーなどを中心にテレビショッピング等を通じて販売しています。
3年前から軽井沢で『リゾートスタイル軽井沢』というインテリアショップを運営しています。

生まれは高崎ですが、高校卒業後にカナダに渡り、カナダ人の夫と学生結婚をしました。
娘をカナダで出産し、帰国後に息子2人を出産しながら仕事を続けて来ていますので、こちらでは主に仕事に対する思いや今までの経験などについて、書かせて頂こうと思っています。

起業した当時、よく先輩方から、「ビジョンを持ちなさい」と言われました。
売り上げ目標もさることながら、会社をどのような方向に導いていきたいのか、どのようなスタッフを確保したいのか、どんなところと取引をしていきたいのか。。。といろいろな例をあげてはビジョンを持つことの大切さを説かれました。

ところが起業したての頃というのは、次の月の売り上げさえ見通しがつかない状態で、「企業人」として「平然とした顔」で取引先や金融機関とお付き合いすることさえ、プレッシャー以外何でもありませんでした。

当時の私はよく『机の下にもぐりたい症候群』に陥りました。
当時たった4人しかいない小さなオフィスの中でしたので、気分が落ち込むと、机の下にもぐりたい、誰にも会いたくない、という気持ちから、スタッフに冗談交じりに、
「私机の下にもぐりたいから、暗幕をその上からかけてくれない?誰から電話があってもいないと言って。」とぼやいていました。

当時まだ切り替え下手で、たくさんの小さな不安を毎日たくさん抱えきれないほど持って生活をしていましたので、その不安の重さに、自分が折れそうになると、机の下にもぐりたい、誰にも会いたくない、そう感じていたのだと思います。

そんな時、留学中に知り合いだった友達と久しぶりに都内で食事をし、悩みを打ち明けると、
「私には会社を持つことがどんなことか、よくわからないけれど、そんなに無理してしっかりとしたビジョンを立てようなんて思わないで、こうなったらいいな~、ああなったらいいな~というようなおぼろげながら思っていることをビジョンだと思えばいいんじゃない?」と言われました。

目からウロコのアドバイスでした。
その程度なら私にもできました。
『月々の売り上げを1,000万円くらいに持って行きたいな~』『債務超過の状態から脱出したいな~』『いつか自社ビルを持ちたいな~』『ちゃんとみんなにボーナスを支払えるような会社にしたいな~』

こうして長年仕事を継続でき、それなりに利益を出していられるということは、極端に大きな素晴らしいビジョンや事業計画を持たなくても、自分を少しでも上に上げる夢を「漠然としたもの」から、「明確」にしていくことで十分なのではないかと思います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

芳子ビューエル

ビューエル 芳子

㈱アペックス取締役社長、㈱アルト代表取締役 北欧輸入の第一人者、通販コンサルタント 「産後復帰率100%、希望退職率0%」を目指す経営者 働きながら子育てをできる環境を整えることや、ワークライフバランスの重要性を訴え、 ワーキングマザーにとって働きやすい制度を推進。 自身も3人の子供を育てながら、2社を設立し、合計で年商20億円を実現する企業へと育て上げる。 輸入商社アペックスは世界的に有名なデンマークブランド「menu」「DYKON」等、 北欧の大手メーカー7社の日本代理店であり、年商は約13億円。多 くの日本企業に北欧の商品を供給しており、昨今の「北欧雑貨・家具ブーム」の礎を築いたとも言われる。

WEB : http://yoshiko-buell.com/

1つ前の記事 2016-07-13 09:48:33 美肌とダイエットの強い味方!美にこだわる女性達が注目するジビ 続きを読む