2016/08/17 仕事の失敗を、将来の信用に変えるためには?

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私が仕事上で、失敗したことは、書き始めたらきりがないくらい沢山あります。
その都度、「ああ、もう私の人生は終わりだ。」と思うくらいの自責の念と、自分自身に対する嫌悪感。
そして、自分自身をこの地球上から無くしてしまいたいと思うくらいの絶望感を感じたのが記憶に残っています。

でも今になって思えば、私自身まだこうして生きていて、自分が存在していた世界から抹殺されてはいません。
いろいろあったけれど、それなりに対応し、それなりに自分の道を継続してきたのだと思います。

去年起こった大変な失敗談と言ったら、うちのスタッフが某有名タレントさんの事務所に、内輪のやりとりのメールをすべて添付したままメールを送ってしまったという事故が思い出されます。

イベント前日の夕方、失敗の起因となったスタッフから電話が。
「芳子さん、本当にごめんなさい。すべてのやりとりがついたメールを送ってしまいました。」という彼女。

そのメールを確認したところ、
「あ~~あ。これを読んだら、担当者は怒るだろうな。」という内容のメールでした。特にタレントさん側からの『後出しじゃんけん』的条件に対する内輪の不満のやりとりがバッチリ添付されたままでした。

「仕事ですから、イベントには参加します。でもイベント終了後、すぐに都内に戻りますから、ホテルはキャンセルしてください。これが芸能界だったら、あなた、干されますよ!!!」と、タレントのマネージャーさんからは、怒りの電話。

メールを送信する際は本当に注意をしたほうがいいです。
メールは便利ですが、送信ボタンを押してしまうと、「アッッッッ!」っと思っても時すでに遅しです。

私自身がイベントの主催者でしたから、何があろうと逃げるわけにはいきません。単純に、「ごめんなさい。」と謝るしかありません。

イベント当日は、針のむしろでした。
某有名タレントさんも、そのマネージャーさんも、不快感丸出し。
かといって、告知をしてある以上、お客様は何も知りませんから某有名タレントさんに会いたくて会場にやってきます。
主催者である私は、笑顔を絶やさず、対応するしかありません。
何と長い1日だったことか。

いろいろな失敗をしたことのある私にしてみると、失敗そのものが人生の終わりにはならないということ。
どんなにひどい失敗だと思えたところで、後になって思えば、さほど大きな失敗ではないということがわかっています。

一番重要なこと、それは逃げ出さないということではないかと思います。
何か不都合があったとしても、そこに根を張り、トラブルに対応するその態度。
それ自体が、将来的に、信用という形で、戻ってくるのかと思います。

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芳子ビューエル

ビューエル 芳子

㈱アペックス取締役社長、㈱アルト代表取締役 北欧輸入の第一人者、通販コンサルタント 「産後復帰率100%、希望退職率0%」を目指す経営者 働きながら子育てをできる環境を整えることや、ワークライフバランスの重要性を訴え、 ワーキングマザーにとって働きやすい制度を推進。 自身も3人の子供を育てながら、2社を設立し、合計で年商20億円を実現する企業へと育て上げる。 輸入商社アペックスは世界的に有名なデンマークブランド「menu」「DYKON」等、 北欧の大手メーカー7社の日本代理店であり、年商は約13億円。多 くの日本企業に北欧の商品を供給しており、昨今の「北欧雑貨・家具ブーム」の礎を築いたとも言われる。

WEB : http://yoshiko-buell.com/

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